General to Specific AND Specific to General 求められるのは応用性の高い実用スキル
愛場吉子さんの新刊をご恵贈いただきました.プレゼンの本ですが,語学的な要素のポイントも多すぎず,少なすぎず入っているのでプレゼンそのものをする機会が少ない人でも学ぶことはいろいろあると思います.
例えば,
これから話すことの前置きをする➡︎メインメッセージを伝える➡︎詳細を説明する,というステップはパラグラフ構成などの英語の論理展開そのもので,プレゼンに限ったものではないからです. まとまった長さを話すとか書くとか,そういう作業にも応用できるはずです.このように英語の学習が現場に必要なスキルを身につけられるものであることが望まれる一方,特定のスキルの学習が別のコンテクストでも使えるような応用範囲の高い英語の原則を学ぶことにもつながっていくことが求められているようだな,なんてちょっと思いました.
CD付 一流ビジネスパーソンが無意識にやっている 英語でプレゼン・スピーチ15の法則 25のスライドタイプで鍛える!
- 作者: 愛場吉子
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2017/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あと,本のデザインがいいですね.初級者用の本はまだ目立つようにするというのはわかりますが,上級者用の本はやっぱりシンプルで派手でない方が,印象はいいと思います.と考えるのはぼくだけかもしれませんが…