Write to Do the Right Thing

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本場のイギリス英語を聴きながら,社会について考える

昨日Ken Loach監督の It's a Free Worldというイギリス映画をテレビで見た.

It's a Free World (2007) Movie Trailer

いや,これぞ本場のイギリス英語という感じ.これに較べたら,TOEICのイギリス人,オーストラリア人なんて,……

内容は考えさせられた.というか,この話の中に出てくるポーランドやブラジルやイランの移民を,フィリピンや中国,インドネシアに置き換えれば日本の話とも云える.

ヒロインの女の子と少し親密になったポーランド人青年の澄み切った視線が痛い.

このタイトルに書かれている自由というのもfreedomだからlibertyじゃない.だから,特権階級に生まれながらにいた人が獲得しているものと違って,微妙な制限付きの権利だ.労働の自由とか,いくらでも解釈できるのが怖い.誰にでも働く自由はある,とは云えるし,働かない自由もある.だけれども,ぎりぎりのところで生活している人が働かない自由を選ぶとは思えない.

不法移民を搾取する派遣会社を経営してのし上がっていこうとするヒロインだって結局さして自由なんかない,少しのお金が入ってくれば入ってくるほどどんどん追い詰められていく. 

うーん,考えさせられる