Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

言論は無制限に自由であるべきだが……

さる英検用のテキストの問題の会話に次のようなものがありました。
A: Have you seen Sid? He dyed his hair purple. B: That's horrible! A: You think so? B: Yes. If I were his girlfriend, I would never go out with him.
これは英検で過去に出題された問題ではないのですが、もし、こんな問題が出題されていたら、……と考えています。英語がどうかというよりも、会話の内容が、いくらなんでも、髪の毛を紫に染めたからと云って、即「そんな男とはデイトしない」という女の子を受験者の多い試験で登場させるのはなんだかねえ…… まあ、TOEIC はほとんどいい人しか出てこないから、というのはあるかもしれないですけど。 真面目に考えれば、世界中で髪型が気に入らないから、男性をふる(dump)、という女性はそれなりにいるでしょう。ただ、それが英語のやりとりで登場する問題にするような典型・類型的な行為かと思うとそれはどうなんだろう、と思います。 じゃあ、しかし、文部省あたりが検閲して、こういうのは社会的に不適切だから削除しろ、と脅すことを求めているのかというと、それは違います。そういうことは言論の自由に反することだから絶対に許されないことです。 うーん、何を云いたいのかぼくの筆力がなくて解らないかもしれないですね。ぼくはこのテキストの製作者が、言葉は人間の話す言葉で時にはえげつないものも含まれるのだ、そして外国語として英語を学ぶ日本人もそういう言葉を学ぶ必要がある、という確固たる思想に基づいてこの会話を問題に出したならそれはそれでいいんですよ。だけど、たぶん、そうじゃなくて、「今の若い(日本人の)女の子は所詮こういう考えの持ち主なんだよ」と問題作成者自体の偏見のもとに作ったんじゃないかな、という気がちょっとしたからです。まあ、ぼくがそう考えたこと自体が偏見と杞憂(きゆう)に基づくものであってほしいと思います。