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他の外国語を取り組んだ人のほうが英会話ができるのはなぜか

たまたま教えた受講生の方がフランス語の既習者だったのですが、本人は全然基礎がわかんないという割には、かなりできてました。

不思議なことに、一番初めに英語に巡り合ったときは全然苦手だ、とかいうような人も、他の外国語をいったんきちんとやって、できればその外国語を話す国に留学なんかした人は、英語、特にスピーキングがなぜかできるようになっていたり、英語を再び始めると学習が速かったりします。

まあ、ヨーロッパ語とかの場合は、たとえば、ドイツやフランス、イタリアあたりに留学してもその言語を話差ない人にヨーロッパで出会った場合、英語で話さなければならない、というのは解るのですが、それだけでなく、中国語や韓国語などの場合でも結構いったんそれらをマスターすると英語もそれなりに話せるようになります。

ぼくはその理由については、大きく分けて2つあると考えています。1つは書きません。第2言語習得理論によるものなんですが、どこかにいったん書いたし、書くと疲れるからです。もうひとつは、不必要な文法・語彙を深追いしない外国語学習に気づくからだと思います。

いつも思っていたのですが、なんで、中学生・高校生・受験用・市販・教室用を問わず、英文法の参考書や問題集ってあんな分厚いんでしょうね。ドイツ語でもフランス語でもいいですけど、大学などで使われる第2外国語用の文法教科書ってもっと薄いのに。語法・熟語を入れない限り、英語の文法そのものはフランス語よりもずっとルールは少ないと思うのですが……

たぶん、なんとなくこのあたりのことに他の外国語を学習すると気づくんじゃないかと思います。本当にごくわずかなルールを軸に、インプットとアウトプットを見切り発車でぶつかっていく程度で、それなりに英語力というのは上達していきます。それなのに、瑣末なルールを覚えることに時間を費やしていって、結局発音や聞き取りをおろそかにするので、永遠に英語が自分のものになっていかないというのはやっぱり悲劇だな、と感じます。

ただ、英語に本当に行き詰まったら、他の外国語を思い切ってやってみるというのは、冗談でなくていい方法かもしれません。英語にまた戻ってきたとき、何か見えてくるものがあるかもしれません。まあ、ぼく自身は英語以外のある外国語にチャレンジして挫折したから英語やってるんですけどね……。