Write to Do the Right Thing

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「…したい」「…してほしい」をあらわす動詞たち

いつもはすっきりできる基本語彙の説明につまってしまいました。宿題になっていた教材の模範解答が、
*I wish it stopped raining.
と、なっていたのですが、これは間違いと云い切れるかどうかはしりませんが、ちょっと変な英文です。I wish + 仮定法 というのは確かにそうなのですが、「雨がやんでくれないかな」ならstopという動作を表す動詞の適性から、
I wish it would stop raining.
がすっきりくるはずです。これを予習していた段階では見落としていました。ついでに、この類の動詞の使い方ですが、別に準備をしなくてもさらっといつもはできるんですが、ちょっと考えてしまいました。せっかくだから、記事にして整理しておくことにします。「願望をあらわす動詞群」のなかで、日本人が使いやすいのはhopeでしょう。hopeはthat S+V を後ろにとることもできるし、to doも使えます
Peggy is hoping to become a translator. I hope (that) Nick will make up with Sally soon.
wantは、to doしか使えません。ただし、to doの前に目的語を置くことで、want sb to do sth「(人)に…してほしい」のパターンを使えます。これは使いこなせるようになると非常に便利です。
Peggy wants to be a translator. I want Nick to make up with Sally soon.
繰り返しますが、X Peggy wants that...は絶対にだめです。少しwish/want/hopeの語法の違いからずれてしまいますが、X want that S+V はダメですが、 like that S+Vはたびたびあります。なんか日本人としては納得いかないですが、アメリカ人が使うというんだから仕方ないです。勿論、ダメという人もいますが。普通の英英辞典にはこんなことは載っていないです。例文を下に載せておきます。
I like that she is slow and deliberate in her command decisions. I like that she makes these people real.
前後関係がはっきりしないとわかりにくいかもしれないですね。そこで、いい新聞記事を見つけたので、これも引用しておきます。ここでの「彼女」はHillary Rodham Clintonのことです。
“I like her strength, and I like that she’s been behind the scenes in the White House and knows the process and has the Senate experience,” Karla Whitt, 32, a small-business owner in Charlotte, N.C., said in a follow-up interview. “I do like that she is a woman,” Ms. Whitt added, “but that’s not the main thing.”
さて、wish に戻りますが、wish to do sthは一応あります。ただし、少し大袈裟な、堅苦しい感じを与えます。普通は、want to do sthを使えばいいところを、「俺は、wishも不定詞がとれることを知っているんだぜ」のと思って使うと(そんな人はいないか……)変な感じを与えるかもしれません。
I wish to leave this company.
のようなものならいいのでしょうが。 記事にしてまとめると自分の頭の中も整理されていいですね。まあ、like that S+Vは知らなくてもいいことですが、different thanのようなノリで中上級者の方にネタとして喜んでもらえれば幸いです。