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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

ただの近況

おとといから本格的に新しい本を書き始めました.とにかく,適当にどんどん書いてプロトタイプのようなものを作ってから,どうした方がいいかということを考えることにしました. 秋から冬にかけてずっと書いていた本はどうなったかは知りません.5月ごろに出るのが目標らしいですが,校正中というのが気になります.編集の人たちがどうしているかは知りません.大きく設問を変更して,難易度をあげられたり,ぼく自身はPart 3, Part 4では設問(および選択肢)を読み事を否定するためにこの本を書いたのに,それが重要な攻略ポイントとして追加されていたりしたら,さすがに元にもどしてもらうか,本を出すのをやめてもらうか,別の著者が書いたということにしてもらいます. そうなったら,ぼくのとこにお金が入ってこないことになりますが,それはそれで仕方ないです.自分の名前で納得のいかない本を勝手に出されるよりはいいです. こんなことを書いているのは,1年と少し前に,英語学習法の本を出したいという人がいて,某編集プロダクション(こういう書き方をしていますが,この会社の名前もぼくは知りません.大きいのか小さいのかも)との共同作業で本を執筆していたが,出せなくなった.他の出版社で出したい,のようなことを云っていました.彼がお金はどうでもいい,自分の考えていることを世に出したい,ということだったので,少し彼の英語学習法自体には疑問を感じていたのですが,知っている出版社の編集者を紹介しようかな,と思ったら,次に会ったときに「もし,出版させてもらうことになったらいくらもらえますか」という話になったのでぼくは怒りました. 「まず,原稿を読んでもらってからの話ですよね.お金はどうでもいい,って云っていたじゃないですか」とか云ったら,「いや,これはビジネスだから.XXドルぐらいは最低」なんて云いだして…… ぼくが一番わからないのは,彼がXXドルぐらいはもらえるはず,というのを自分がその原稿を書くのにかけた作業時間で考えていることです.でも,そういう問題ではないと思うのですが…… 出版社であれ,編集プロダクションであれ,本を売ることでお金を儲(もう)けるわけですから,彼らのところにその人の本がいくら売れるか(実際は「売れたことになっている」かが正確)によって入っていくお金によってその人のお金が決まるはずです. で,残念ながらいくらもらえるかは出す前から大体わかっているんですよね.その原稿の内容に関係なく…… まず,どれだけプロモーションをするかという問題があります.この中で一番大きい要素は,本が出たばかりのときにどこに置いてもらうかでほとんど決まってしまいます. もうひとつの要素は著者の知名度.ぼくにものを頼んできたこの人は,英語関係の本を書いている人で金谷憲さんや安河内哲也さんのように有名なわけではありません.これぐらい名前が有名ならば,もともとの読者が買うかどうかはともかくとにかく書店で目にしたら手にとってパラパラめくってはくれるので,やっぱり違います. 英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます [単行本(ソフトカバー)] / 金谷 憲 (著); 研究社 (刊) 英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます 英語は机で勉強するな! 英語は机で勉強するな! また,英語教育者としては有名じゃなくても,他にベストセラーを出した『英会話ヒトリゴト学習法』の酒井穣さんの場合もやっぱり読者は手にとって読んでみようかな,とまず思う訳です.もちろん,この本は前に書いたのですが,内容もすばらしいのですが. 英会話ヒトリゴト学習法 [単行本(ソフトカバー)] / 酒井 穣 (著); PHP研究所 (刊) はじめての課長の教科書 [単行本(ソフトカバー)] / 酒井穣 (著); ディスカヴァー・トゥエンティワン (刊) そうじゃない場合,内容がよくても,売れないので1000部売れればやっとということも少なくありません.そして,書籍の値段の1/10ぐらいしか印税は貰えないので,基本的にはXXドルは無理です.海外旅行は無理で,少し高いご飯が食べられる程度のお金しか入ってきません. という訳で,まあ,最初の話に戻りますが,この業界での書き手は,ぼくに相談してきたこの人は別としてお金を望んでいる訳ではないので,出したい本を出せればなあ,と思います.ということで,もし,このブログを編集者のNatalieさん(もちろん仮名)が読んでいたら,よろしくお願いします.
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