Write to Do the Right Thing

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Why is it so great? <意味順>はどこが優れているのか

<意味順>が<5文型>をはじめとする従来の学校英語よりも良い理由を少しずつ挙げていきます.

ぼくが「意味順」を押すのはシンプルな理由で,目の前の英語をしくみを学ぶことで活きた英文に見え,間接的にアウトプットにつながっていく「当事者意識」「ユーザー目線」を養うには旧来の意味より形を優先させた文型モデルより優れて見えているからです.

たとえば,日本の学校英語をやったことのない帰国子女やネイティヴにはShe is beautiful.She is a student.のbeautifulやa studentの文をSubject Verb Objectと考える人がたくさんいます.日本で英語を教えていて,日本語がうまく,どうかするとTESOLでマスターを取っている人でもそうです.

こういうことを書くとほらやつらは日本人と違って文法ができない,つまり英語ができないのだ,という人もいるが本当にそうなのでしょうか.さすがにここ数年勉強したのでこのbeautifulを(subject) complement(補語,フランス語の属詞attribute)と呼ぶのはいちおう,ぼく自身はいちおう,日本ではbeautifulやa studentをcomplementと呼ぶことは知っていますが,それがどうしたというのだろうか,と思うこともたびたびです.object/complementという用語よりもbeという動詞の機能が文の頭のSheを描写・説明していると考えた ほうが本質に近いのではと思います.

大事なのはどちらにしてもWho does/is Whatの語順は変わらないし,どのように情報を処理して,自分でもそのように語を並べてひとつひとつ意味のあるセンテンスをつくっていく基礎をつくることではないでしょうか.

最終的には,ぼくは文法用語は学ばなくても,I love chocolate.のlove, chocolateの関係と,She is angry.のis, angryの関係は違うのだということに気づくべきだとは思います.だけど,その意味順のボックスの中のことはひとまず学習者の他の要素(ここでは1つ1つの動詞の意味やイメージの処理を学習者ができること)が追い付いていくまで棚上げをすることを可能にするわけです.そういう余裕がある学習文法モデルがすごいユーザー目線だな,と思うわけです.ぼくは必ずしもL1とL2は違わなければいけないとか,同じでなければいけないとかは考えませんが,母国語の場合,わからないままなんとなく使っているうちに理解が追い付いていく,わからないけど使うという言語活動を完全に遮断するわけではない,というのは普通なわけです.そのようなある意味ネイティヴ感覚も<意味順>は備えているわけです.長くなったので続きはまた今度.

「意味順」で学ぶ英会話