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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Everything looks special and silly. 効率を否定する人,追い求める人

 

Genre, Text, Grammar: Technologies for Teaching And Assessing Writing

Genre, Text, Grammar: Technologies for Teaching And Assessing Writing

 

 この前,確か,学問の基本は大胆に原則を示すこと的なことを乱暴に書きました.でも,たぶん,英語を教える人は(ぼくは違いますが),文法が好きな人が多いですが,この原則を示すということに多かれ少なかれ快楽を感じているからのような気がします.

確かに,語彙だと,ことばとはどういうものかというものを突き放して,単に傍(はた)から学習作業を考えると,あるひとつを覚えてもそれに次いつ出会うかわからないし,というのがあるようです.GSLなどをわざわざ引くまでもなく実はよく出会うものは決まっているんですけどね.本当の初級者を考えると1000ないし2000覚えることがそれなりに難しいことも解っています.

そこをいくと,文法はなんとなく応用性が高いように見えます.それも外から見ての話なのですが,だけれども実際のところ,あるセンテンスの文法構造を意味なしで説明で来たからといってそれが何の,というのも本当はあるんですけどね.で,実際のところ,一見バラバラの記号のように見える語というものが実はある程度使い方や使われる状況が決まっていたりするので,まったく同じでもそのようなものを意識しながら学習するほうが本当はいいのですが,なかなか英語を教える人でさえその難しさを感じるのが普通なのではないでしょうか.

ただ,ここで大事なのは,ネイティヴスピーカーを含めて,文法力や語彙というのは最初に植え付けられたものをずっと使い続けるというよりも,インプットやアウトプットといった言語活動を経て,少しずつ育てていく,というものなので,ここでの言語観がはじめっから違っているので,ひたすら知っている語の数を増やしたり,文法マニアになったりするのでしょう.

ネイティヴスピーカーはおそらく無意識に信じられないほど複雑な操作をしていますが,その原理にあるものはそんな難しいはずはない訳です.おそらく,シンプルな原則に個々の知識を間違いや気付きを繰り返しながら貯めていくことを繰り返しているはずなのです.

田地野先生んの意味順も簡単な枠組みだけにしておいて,個々の語彙学習に任せている感じはある意味英語ネイティヴ的とも云えます.ぼく自身はノンネイティヴがまったくネイティヴと同じような言語習得をするべきとは思いませんが,同時に違っていなければいけないともあまり思っていません.ただ,モデルの提示が,発話者が本当に云いたいこととリンクするような意味順をフォローするようなタスクや理論はまだ発展の余地があると思っているので,Functional Grammarなどの本を読んで共通点を探しているところです.上(↑)の本もなかなかいいと思います.ただ,最近は英会話の文法(本当の意味で)が気になっているんですけどね.ネイティヴ含めてGrammarとはまず書き言葉の約束事なのでそこを超えられないかな,というのがいまの課題ですね.