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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

What happens? 意味順OSのアップデイトをするタイミング

 (註・ここで書くことは,ぼく自身の「意味順」観や英文の構造の捉え方と学習ステップのイメージであり,必ずしも田地野先生の他の著書と同じことを書いてはいないことをご理解ください)

「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語 (シグマベスト)

「意味順」ですっきりわかる高校基礎英語 (シグマベスト)

 

 ぼくはさんざん自分の本や他のところで書いた通り,基本的には,すべて英語のセンテンスはWho Does What(誰かが何かをする), Who Is What(誰かは何かである)と捉えることが大事だと思っています.極端な話,例えば公教育なら中学,あるいは社会人で英語を日常的に使う人ではない人を 含めて,日本人一般のほぼ全員がここまで到達できたら大したものだと思っています.実際,どういうやり方でも一番下がこのレヴェルに達しているということ は上や平均は相当上がっているはずです.そういうカリキュラムデザインを段階的に組めないことが公教育でも民間の英語産業の弱点だと個人的には思います. ただ,ぼく個人が何かをできるわけではないし,フツーの日本人としては誰かに責任を押し付けて批判をするつもりはあまりないです.

ぼく自身は5文型自体がまったく理解できないので,比較対象表を出すことはできないのですが,この2つの文についてはこんな感じでまとめることができるでしょう.

Who Does What

Who

Does/Is

Whom

What

Where

When

Aya

 

Joe

 

Rie

goes

 

gives

 

dumped

 

 

me

 

her boyfriend.

 

 

creeps

 

 

to school

 

 

 

 

on Mondays.

 

sometimes.

 

 

あまり自動詞か他動詞かは重要視していません.というか初級者は品詞はあまりわからなくてもいいと思っていますから.動詞のもつアクションにそってあとは意味ごとに単語を並べていく形です.

Who Is What

Who

Does/Is

Whom

What

Where

When

Gayla

Eric

Bruce

is

looks

became

a dancer.

happy.

old.

 

 

 

look, seem, appearのような感覚を表わす動詞だけでなく,become, get, growなど状態の変化を表わす動詞も<be動詞型の動詞>とぼくは考えているので,こちらのWho Is What型の文と捉えています.

で,繰り返しますが,まずこれでいいと思っています.というか,この2つのパターンだけで後は相当インプットとアウトプットをしながら,個別の事例を拾い上げていく必要があるからです.

ただ,この段階を超えて,語彙ではなく文構造レヴェルでもう1歩抜けるには3番目のパターンがあるかな.と考えています.繰り返しますが,ものごとは段階が大事でWho Is WhatやWho Does Whatにかなり慣れた前提で,ということです.

で,もうひとつ入れるならWhat Does.あるいはWhat happens?という形です.これは単にSVというセンテンスのことを指していません.コミュニケイション,とくに会話においては,根源的な文はやはり人が主語の文ですが,ある程度できるようになったら,抽象的なことを表現できるようにならなければいけません.そこで,ものごとがどうなるのか,という客観的な対象を見つめるパターンを別枠でだしてもいいかな,と考えています.

What

Does/Is

Whom

What

Where

When

A problem

 

The next meeting

 

Family

 

Appearance

 

Her comment

 

Our hope

 

 

occurred.

 

will take

 

comes

 

matters.

 

made

 

has gone.

 

 

 

 

 

 

me

 

place

 

 

 

 

 

sad.

 

 

 

 

 

 

 

on Tuesday.

 

first.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはぼく個人の捉え方ですが,<ものごとが人を何々の状態にする>ような類の文もこの枠で扱っています.

たぶん,元来の意味順では,Whoボックスのまま,ここにものを表わす名詞を入れていくはずです.日本語にも擬人法というのがあるし,Doerがものでもいいような気もします.ただ,個人的にWhatという<もの・ことが主語のセンテンス>を別に捉える考え方もあってもいいかな,と思っています.

というのは,センテンスを超えた「つながり」と「まとまり」を考えると,こういうセンテンスというのはおそらくトピックセンテンスのような.ポイントポイントで的確に使うとすごく文章のリズムがよくなるんですよね.英語の論理はAbstract to Concrete, General to Specificと流れるので,最初にこういう文で始めて,そこからWho Does Whatの文につないでいくと,大概NarrativeでもPersuasiveでもきれいに決まったりするものです.

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

 

 ただ,いま書いたようなことに行くのはまだまだ先かもしれない,と一方では思います.というのは,Who Does WhatやWho Is Whatの時点で多くの人がつまずいているからです.