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Write to Do the Right Thing

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English learners found at a seminar... セミナーにいく英語学習者

 

学びを稼ぎに変える技術 (アスカビジネス)

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 英語学習者の中にはセミナーによく行く人がいます.実際先生をやっている人もいたり,そうではなくて常連という人もいます.個人的には興味があっても,「セミナーに行く」ということがあまり性に合わないのでぼくはその類のものに行くことはめったにありません.

セミナーに行くこと自体が悪いことではないのですが,英語セミナーについて気になることがあります.

ひとつは,セミナーを開くような講師になることが自己目的化することです.セミナー講師も立派な職業ですが,「セミナー講師になる方法」というテーマのセミナーを開くのは,英語の先生が英語の先生ばかりを増殖するような英語教育(teacher education, teacher training的な専門分野を否定しているわけではない)と同じでなんだかなあ,意外に言葉はありません.

もうひとつは,セミナーで金銭的に成功するには「固定客」「ファン」をつくることが不可欠,というのが大概の本に書いています.これはマーケティングからの観点としては正しいのかもしれませんが,いや,スキルの伝授というのは,学習者が自分でそれを使えるようになったら,戻って来てもらうというのは本来ありえないんじゃないですかね,とも考えてしまったりもするからです.だけれども,このマーケティング理論に英語学習セミナーは忠実であり,自然発生したセミナー通いの英語学習者のための空間ができあがっていて,多くのメンバーが固定であるようなので,新規参加者はもの云う英語学習者のファンだったりすることが多く,より多くの人に開いていく感じではないのがなんとかできないかな,とときどき思います(かといって,ぼく自身は学習したくない人も含めて半ば強制している形で存在している公教育の学校空間に興味はあまりありません).

Marketing Lessons from the Grateful Dead: What Every Business Can Learn from the Most Iconic Band in History

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 あとはこれは自分自身の話ですが,「固定客」「ファン」中心でマーケティングが動くのはよしとしても,それが自分が書いた本がより多く売れることにつなが るのか,というのはわからないからです.「本」→「セミナー」というのはあるのでしょうが,逆は存在するのか.もちろんセミナーでよいパフォーマンスを見 せたり,親しくなったりすれば,本を買ってくれるのでしょうが,それが他の人が本を買ってくれるのにつながるのか,はよく解らない.いや本当のことを云え ば直接つながらなくてもいいのですが,最終的により多くの人がその本に書かれているコンテンツを理解することにつながるのか,というのはどうかなあ,とい う気がします.

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

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 かといって,口だけ云うのもアレなので前はワークショップやっていたのですが,自分で全部やると会場押させるのが面倒だし,結局ブログやTwitterを見てくれていた人たちしかこない(当たり前の話です.他に誰が…)ので,まあ,なかなかまた開催するのはちょっとよほど気力を振り絞らないと難しいかもしれません.(7月の終わりに名古屋に行くのでそのときにとか思ったりもしましたが,ちょっと面倒そうなのでたぶんやらないと思います).