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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Sentence patterns? No, it's case grammar 語順が格を決める,という考え方

 

Form and Meaning in Language: Papers on Semantic Roles (CSLI Lecture Notes (Paperback))

Form and Meaning in Language: Papers on Semantic Roles (CSLI Lecture Notes (Paperback))

  • 作者: Charles J. Fillmore
  • 出版社/メーカー: Stanford Univ Center for the Study
  • 発売日: 2003/11/25
  • メディア: ペーパーバック
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 ぼく自身は,おそらく人生の予定時間が残されていないので,これから書くことを研究する気はないのですが,5文型の意味順に対して優位性を示したいのであれば,おそらく文型論(決まった数の文構造があって,出会ったセンテンスがそのどれかに当てはまる)という考え方自体から,離れて,「語順が格を決める」という方向に行くべきだと思います.そうでないと,いくら,Doer(動作の主体)-Action Verb(動詞であらわす動作・行動)-Receiver(動作の受け手)という考え方(これはぼくはWho Does Whatと数年前から呼ぶことにしていますが,5文型的に云えばSVOのこと)のDoerにもの・ことが来るじゃん,と意味順系の考え方を批判しても,じゃあ名詞だからこれはSubject(主語)と判断するのか,Subjectだから名詞なのかいまいち学習者から見るとよくわからない,さらに云えば主語って何ということにきちんと答えられない(「誰が/は」「何が/は」に当たる言葉という人がいますが,英語では「が/は」のような助詞(particle)あるいは後置詞(postposition)のようなものは存在せず,その役割を語順が示している)という問題があります.

でも,案外,文法好きの受験英語や5文型を擁護するような先生がCase grammarが好きというのはあまり聴きません.どちらかというと予備校でも教えつつ,Syntaxを大学院などで研究したりしている先生(それが悪いとは云っていません)はChomsky系のGenerative Grammarをやっている人のほうが多いようです.まあ,不思議といえば不思議だし,どうでもいいと云えば,どうでもいい話ですが.

「意味順」で学ぶ英会話

「意味順」で学ぶ英会話