Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

It has yet to be defined. じつはハッキリしていないこと

I think that she can handle this problem.

一般的に日本の英語の先生はこのthatを接続詞と読んでいますが,専門家はcomplementizerと文法では呼びます.ということは,

I think that she can handle this problem.

 that clauseはcomplement(補語)と考えられていることになります.ぼくが「目的語」ぐらいはかろうじてつかっても(最近はこれもやめようかな,と考えています)「補語」という言葉を避けるのはこの理由です.要は,動詞がそれだけでは完結せずに文法的に何かうしろにつけたがるとき,そこにつけた語句のことをたぶんcomplementと呼ぶのでしょう.

だから,

I want to marry Missy.

のto marry Missyもcomplementということになります.実際,文法書にはそう書いてあることが結構あります.しかし,この部分を少なくても日本の学校英語の5文型分類ではたぶん目的語と呼んでいるのではないでしょうか.

かならずしも,それが悪いのではなく,

I want a car.

I want to marry Missy.

 のように既習事項をたよりに新しい文法事項を学んでいくというのはわかりやすいとも思います.だから,先のthinkではうまくいかなくても

I believe his success.

I believe that he will succeed.

 という捉え方があってもいいなとは思います.注意したいのは,「目的語」「補語」という文法用語がわかりにくいのは,文法用語が指すものがform(形式),function(機能), meaning(意味)のどれをよりどころにして定義するのかによって指すものが変わってきてしまうことです.

ちなみに,ぼく個人は別の捉え方をしています.

I want to marry Missy.

 need toのように動詞変化をする助動詞(的な表現)として考えています.

「意味順」で学ぶ英会話でも次のようになっています.

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 ぼくがそう扱う理由はwant toが早く発音されるとwannaとなるからでもあり,意味のつながりとしては,wantとtoの結びつきはつよいのでwant somethingとは別に扱うのがいいのかな,と考えています.

いずれにせよ,これらの体系化は学習者個人がしっくりくるかにかかっているので,自分が信奉する既存のシステムを強制してもうまくいかないのかもしれません.基本はゆるいシステムの中で何度も似たような表現に出会い整理されていくものなのですから.