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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Look different. 文法は違った見方も必要かも…

 

Writing Matters!

Writing Matters!

 

 いま自宅の本をどんどん手放しています.どうせ人生の予定時間は限られているので,集めてもしょうがないからです.自分の頭に残らなければそれまでだったのだ,と思うことにしました.あと,よさそうな本でも古めの本はよほど古いが故にいまのものと較べるとある意味新しい,と感じされられるもの以外はどんどん捨てていくことにしました.もちろん,これは英語関係のもので,洋書の小説とかの場合は,古くても好きなものはとっておきます.

さて,かなり最近入手したもので,おお,と思ったライティングの本はこれです.おそらくここでいくら書いても誰も買う人はいないと思いますが,基本的なセンテンスをきっちり書くということと論理・構成面である「型」の習得をうまくまとめている・それもギスギスした感じじゃなくて,Macのような手作り感があるようなモデルの提示をしているのでなかなか好感が持てます.もし,関心がある人がいたら,金額には目をつぶって入手することをお勧めします.

この本で挙げてある文構造に関する説明の仕方はたぶん日本の受験英語の王道のものとはだいぶ違うような気がします.

同時に,よくできたWorkbookであるこの本なんかもだいぶ扱いや発想が違うななんて思います.で,下(↓)の本はCEFRのA2レヴェルなんですけど,おそらく日本人からすると簡単なようで,難しいと感じさせられるところだと思います.いい悪いじゃなくて,文法事項の提示の仕方やまとめ方の発想自体がなんか違う,とおそらく思うんじゃないでしょうか.

Grammar: A2 (Collins Work on Your...)

Grammar: A2 (Collins Work on Your...)

 

 実用的な文法というのがあるとしたら,やっぱりこっちだと思います.で,上のはA2で,当然その下にはこれがあるわけです.

Grammar: A1 (Collins Work on Your...)

Grammar: A1 (Collins Work on Your...)

 

 これをみるなり,やっぱり『「意味順」で学ぶ英会話』は文法事項をしぼりにしぼってよかったよかった,と思いました.本当の骨のところを根源的に理解すれば,それだけで結構できる(例えば話せる)ことはあるし,そこまで来ればより難しいしくみをりかいしやすくなってくる.

日本では結構早く習う

I want her to help me.のような<verb + sb + to do>みたいな形はなんとA2でやるようにしているのでA1ではでてこない.それより前のところで,基本的な動詞のもっとも典型的な使い方を繰り返し定着させるようなしくみになっているので,正直,高校生用の『XX総合英語』などをBrush-upに用いるような謎のやり直し英語のプログラム(これをRemedialとかいうらしい)にするよりもこのCollinsのテキストをA1をゆっくり繰り返し学習しながら,もし先生のようなガイド役がいるならば,それと同じような文を口に出してそれをチェックしてもらう(あるいはそういう英語で話しかけてもらって,それに答えたりする簡単な会話練習をしてみる),ついでに文法だけじゃなくて同テキストのVocabulary(↓)もやる(基本動詞goやgetのコロケーションなどはうまくかぶって文法学習と語彙学習が重なるようにデザインされている)といいと思います.

Vocabulary: A1 (Collins Work on Your...)

Vocabulary: A1 (Collins Work on Your...)

 

日本の英語教育において文法というのはやたらと批判されたり,あるいは重要視されたりしますが,もっとどんな文法が学習者にとって「よりまし」なのかを考えたほうがいいかも,なんて思います.今回紹介した教材はいいヒントになると思います.