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Write to Do the Right Thing

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Take a closer look! 文脈を考えていくこと

新形式にTOEICが移行して,より文脈(context)の理解が問われるようになった,ということになってきますが,そもそも文脈とは何か,という話になってきます.また,それがわかってもどういう学習をしていくか,という問題もあります.

ところで,この間は,文型がらみで適当にwant to do sth, seem to do sthを取り上げましたが,表面上同じ形に見えるものを挙げれば当然いくらでもあるわけです.

1) I decided to ditch him.

2) She turned out to be a bad girl.

3) Neil promised to help us.

4) Mindy stopped to take a rest.

 

 ここで,考えたいのは,まっさらな形で文を見たら,全部同じに見えるはずですが,多分,人はそう見ないはずです.例えば,4)は文法が好きな人はハナから別の文型で,stopは自動詞で,その後についている<to+動詞の原形>は目的語じゃない,という人は多いと思います(こう書いていますが,それが悪いとは云っていません).でも,そう判断するのは全て「形」からではないはずです.実は,それができるのは,stopという固有の動詞や用法に通じているからのはずです.

ちなみに,この場合,stoppedのように過去形で使われることがかなり多いはずだし,後ろに続く形も意味上の制約がかなりあるはずです.

制約といえば,上の1)も同じでturn out to be...のように動詞がbeになることがかなり多いはずです.特に調べないで書いていますが.また,会話であれ文章であれ,いきなりこのセンテンスが出てくるのはおかしくて,何かの前付けがあって,「悪い女の子ということがわかった」となるはずです.ちなみに,似たような使い方をする

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 なんかはTOEICに出てきそうですね.この辺はちらっと,本で売れました.ただ,スピーキング中心なのであくまでちらっとですが.

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

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 だんだん記事を書いているのが面倒になってきたので,いきなりまとめてしまいますが,意味をとるのに構造を追うことの全てが悪いわけではないですが,基本ひとつひとつのセンテンスは表面的な品詞の組み合わせだけでなくて,動詞ひとつひとつの語義・イメージ・用法にかなり影響されるということがわかってくると,文脈というのも見えてくるのかもしれませんね.ちなみに,「つながり(cohesion)」「まとまり(coherence)」を重視する人がコロケーション(collocation)の大切さを解く人が多いのもこのためでしょう.まあ,いつかはそういう本も書いて見たいとは思います.TOEICに関しては取りあえず『【新形式問題対応/CD付】 TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST おまかせ730点!』の中でしつこく入れたコロケーションを覚えてください.