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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Start with Why なぜ「意味順」と「つながり」「まとまり」なのか

 すぐ出る2冊に加えて,今年はたくさん教材を出すことになると思いますが,それらの教材を作っていくにあたって自分の頭の中で軸になっているのは,やはり「意味順」,そして「つながり」と「まとまり」です.

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

英語スピーキングルールブック−論理を学び表現力を養う

 

 でも,おそらく多くの人はなぜ大事だとぼくが考えているのがわからないと思います.なかなか本当に云いたいことを簡潔に自分の言葉で説明するというのは対象がなんであれ難しいのですが,ひとつは英語を処理して生み出す上での枠組みの抽象度を少しだけ下げたいから,ということがあります.

極端な話,全ての英語はコンテクストに左右されます.It depends.というやつです.でも,今触れている英語をまた触れる英語,もしくは自分が生み出す英語のモデルとして考えたとき,全ての英語のピースが文脈に依存していて,他のコンテクストでは絶対に使えない,と考えてしまうと,全く同じコンテクストに出会うことはまずないから困るわけですよね.

そこで,類型化(categorization)とか一般化(generalization)が必要になるわけです.だけど,完全な形式のみのフレイムワークは使いにくいわけです.だから,抽象度の高い「5文型」より具体的な文脈に当てはめながら身につけやすい「意味順」のほうが良い,と思っているわけです.

これと同じことが,text types「テクストタイプ(なぜかカナにするとsが落ちます)」の重要性であり,全部のテクストはそれぞれ違うものだけれども,そこから学ぶには何か類型が必要であって,introduction-body-conclusionというのを完全形式面のフレイムワークを学んだはずなのに,表面だけ真似したスカスカな文章を書いてしまう人がたくさん出てきてしまうわけです.もちろん,学習者だから,なかなか論理明晰な文章を外国語でいつもいつも書けるわけはないし,自分自身が描くの文章も「『つながり』や『まとまり』がイマイチだなあ」と思うことは度々です(苦笑).ただ,ある程度展開パターンをジャンル別に示した「テクストタイプ」の方が学習者には有益ではないかな,と思っているわけです.

ということで,新しく出る2冊ももちろん大事ですが,2015年に出たスピーキング本も少しずつでいいから売れ続けてくれればと思います.この本の基礎本も今年には出せるはずなのでよろしくお願いします.