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Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Spring has come. そろそろ新学期です.でも,そんなの無視してこれを読んでください.

学生の方は新学期を迎えることになります.同時にぼくのようにそういうものと縁がない人間も,年明けではなく春というのが始まりだと思います.で,この時期に新たに英語の勉強を始めようとする人もたくさんいるのでしょう.雑誌『プレジデント』の別冊でTOEICのスコアごとのアドヴァイスをしていたりするのもあります.

 

でも,ここではそういうことはあえて書かずに,1冊そういうのと全然関係ない本を紹介します.気づかなかったのですが,今月(もう終わろうとしているけど)出たようです.復刊された小説です.以前は,講談社文庫から出ていましたが,ずっと絶版になっていました.

僕の殺人 (徳間文庫)

僕の殺人 (徳間文庫)

 

 1人称の小説の主人公というのは自意識過剰かつ繊細でないと語りにリアリティーが感じられないとつくづく思うのですが,この小説の主人公はまさにそういう感じで,ストーリーもクライマックスもよく練られているな,と感じされられたのを覚えています.

ぼくは本をじっくり読むことというのはそれほど人間にとって必要なスキルとは思っていません.仕事で忙しい人が本を読む気になる気がないというのはわかりますし,その他のエンターテインメントが発展して,本が読まれなくなるとしたらそれはそれで良いのではと思ったりします.読書の大切さを説く人を見るとどちらかというとゲンナリするタイプの人間です.まあ,そんなぼくがあえて読んだほうがいい小説のひとつがこれでしょうか.