Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Democracy in peril 出版文化とデモクラシー

記事を書こうと思ったら,実はもうすでに書くべきことを書いていました.少しだけ,追加します.基本的にぼくは運動をするのが嫌いです.ここでの運動とは英語でいうexerciseのことではなく,movementのようなことです.だから,日本会議もしばき隊もTea PartyもOccupy Wall Streetも嫌いです.もちろん「英語教育改革運動」にも「英語教育改革反対・見直し運動」にも興味はありません.なぜ嫌いかというと若かりし頃に酷い目にあっているからです.ピンとこないひとは『漂流記1972』という三田誠広さんの小説を読んで見てください.あるいは真木健一さんの『白い血』でも赤川次郎さんの『プロメテウスの乙女』でもいいです.

プロメテウスの乙女―赤川次郎ベストセレクション〈5〉 (角川文庫)

プロメテウスの乙女―赤川次郎ベストセレクション〈5〉 (角川文庫)

 

 この若き日の経験が,ぼくにものごとをできるだけ「引いて」見させようとするので,自分が迂闊(うかつ)な行動をしたことが間接的に影響しているのにそれを見つめず,世の中が自分と同じ選択をしないことに苛(いら)立っているのが逆にぼくを苛立たせます.まあ,これは海の向こうで起こっていることに対する知りあいの反応に呆れているのが中心ですが.

この間,太田忠司さんの『僕の殺人』が復刊したことを喜んだことを書きました.なんだかんだ云っても復刊される本はあるようです.で,復刊させるために読者ができるステップについてはさっきも云ったように前の記事で書いていたのですが,もう1つあることに気づきました.それは自分が気に入った本はすでに購入していても,図書館にリクエストを出すことです.そして,できれば,入荷後,借りることです.あんまり大きな声では云えませんが,自分がしなくても他人に頼んでもいいですよ.

図書館に新刊本のリクエストを出す利用者に文句を云う前に,自分が良いと思う本のリクエストを自分がその本を持っていようと持っていまいと他の人に読んでもらおうと思ったら,リクエストを出すべきなんです.著者がそれをするのは少しアンフェアだと思うのでぼく自身はやりません.でも,自分が生計を立てるために書くという仕事をしている側でない読者代表だったら,リクエストをするのはなんの問題もありません.よく出版社や著者が読者の方を向いていない,というのであれば,とりあえず読者側が自分に与えられたオプションを行使することをしてほしいな,と思います.

ぼくが著者の立場でなかったら,最近出たばかりの本ならどの本をリクエストするのか,と考えると,多分この本じゃないでしょうか.なんとなくコスモピアは昔のアルクみたいになってきた気がしますね.この本の中でちょっとした著者が「田中さん」についての自分のエピソードを紹介するのはなんかヴァラエティー番組みたいですが.

[CD付]人間関係をつくる英会話--日本人が知らなかった30のルール

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