Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

Three cheers for our idol 読書アイドルを応援する

アイドルが色々ぼくが記事に書いた本を読んでくれていて嬉しいのですが,だんだんネタがなくなってきました.紹介した本たちは随分昔に読んだものだからです.まあ,柚木シリーズは何冊かありますが.『誰もわたしを愛さない』というのがあって,ここに高校生の女の子が出てくるのですが,描写からすると美人というわけではないんだけれども,なぜか哲学を持って行動していて,柚木と気の利いた会話のやり取りをするところがまあすごい.

 

さて,樋口有介を離れて,ぐっと古いところでは,『密会の宿』シリーズでしょうか. 

 『風鈴教授の優雅な推理』のシリーズもいいですけどね.これも設定とか内容がどうこうというよりも文章を楽しむという感じで,ある意味樋口有介に近い.

そこまで古くないところでは『完全無欠の名探偵 』(講談社文庫)とか.これは1時期,少年漫画にありがちだった才能はないけれども運が強くて周りに勝手に尊敬されてしまうヒーロー像の類のミステリー.アメリカで文芸創作を学んだ作家だけあってそれなりに読ませます.でも,『黄金色の祈り』の方が良かったことは前に書いた通りです.

 

叙述トリックものとしては,折原一の『倒錯の死角』 (講談社文庫)とか,もっとエグいものが好きなら『Jの神話 』(文春文庫)とか.あまり結末は好きじゃない.どっちかと云えば,赤川次郎の『静かな町の夕暮に』 (徳間文庫)沈める鐘の殺人』 (角川文庫)の方が後味が良かった気がする.ただ,赤川次郎はたくさん読んだけれども,以前も紹介した『プロメテウスの乙女』と『マリオネットの罠』が群を抜いている.

 

あとは毛色の変わったものとしては,ドラマのシナリオ作家だった野沢尚(確か故人)が若いころもろにStephen Kingに影響されて『ステイ・ゴールド』という本を書いていて,それが映画にもなったが,最初は角川から出ていたはずだけれども,今は幻冬舎文庫から出ている.割といい本だったはず.

 

まあ,これに合わせて,『僕の殺人』に続くこの2冊を挙げておけば,しばらく追いつかれることはないだろう.

美奈の殺人 (講談社文庫)

美奈の殺人 (講談社文庫)

 
昨日の殺人 (講談社文庫)

昨日の殺人 (講談社文庫)

 

今は外国のものは洋書しか読まなくなったが,以前は翻訳もの,特にフランスやドイツのものを読んでいたので,そのうちそういうのも挙げていくことにしよう.まあ,英訳が出て入れば,ぼくが読み返すというのもいいだろうし.