Write to Do the Right Thing

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So, what should true beginners do? 本物の初級者は何をやれば良いのか

「初級者」「初心者」に近い言葉はbeginnersでしょうが,英語は英語にはfalse beginnersという言葉があります.何を指すのかというと,一旦は学習をスタートしたけれども,本格的な学習に進めていない人を指すのだと思います.

個人的にはfalse beginnersというのはすごく恐ろしい言葉だなあ,と思ったりもします.というのは,「そんなにできるわけないけれども,これくらいはできるはず」ということを納得させるのにすごく都合が良い言葉だからです.

で,教材なんかを作っていると当然これくらいは知っていてほしいということで,ある程度読者を選ぶことになります.そのことは否定されるべきことではないと思います.難しいのは,そのことを肯定するということが,「当然これくらいは知っておいてほしいということ」を定義しないことになってはちょっとなあ,という話です.

 『「意味順」で学ぶ英会話は,文法の習得においてはほとんど知らなくてもいい,というつもりで書かれています.ただ,それはあくまで文法の話であって,false beginnersならぬtrue beginnersが用意した会話用例を理解するのは相当きついと思います.

「意味順」で学ぶ英会話

「意味順」で学ぶ英会話

 

制作途中は,読者は大人を想定していたので,会話用例はちょっとひねったものが入っています.それに,言語知識ではなく,学んだことが使われていることを確認する,という「気づき」を自分で求めるような態度を学習者に要求している部分があるところは否めません.

可能なら,このレヴェルのもので中高生向き,ビジネス向きのものを誰かが書いてくれるといいなあ,とも思ったりします.もちろん,この本はあるのですが,長めの会話に音声がついているものがあっても良いと思っているので.ぼくが書けば,ということもあるのでしょうが,まあそういう話がないもので…

「意味順」で中学英語をやり直す本

「意味順」で中学英語をやり直す本

 

個人的には,外国語教材においては,初級者用のものであっても,いくら文法やある表現についての素晴らしい説明があっても, 日本語が多すぎるものはダメだと思っています.ダメだ,というのは語弊があるかもしれませんが,読書して終わってしまうので,中心に据えるような教材にはなり得ないからです.やさしいものであればあるほど学習項目の使用例を確認する習得言語の部分が大事になってくるからです.で,本当の初級者は何をやれば良いのか,というと正直それほどお勧めできる教材はありません.

現役の中学生の人はこの学年ごとの分冊版を使っていると思います.まあ,無難な選択ではあると思います. 

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。