Write to Do the Right Thing

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Anti-intellectualism in Japanese Life 反知性主義とは何か

トランプ政権を引くまでもなく,それが起きる前から,反知性主義という言葉が語られてきました.

 しかしながら,どこの国に住んでいようと,ごくごくフツーの庶民が勉強ができるだけの人を崇拝するようなことはほとんど起こりません.勉強ができても,「ああ,あいつ頭がいいんだよね,でも…」と周囲に云われること自体はそのこと自体が良いか悪いかは判定できませんが,自然なことだと思います.

ただ,同時に,庶民がヒーローとして崇める対象というのは,本当に頭の回転が鈍いとかいうことはなくて,ただ,学校の勉強ができないだけで,ちょっと周囲から引いた要素を持つ実は感性か思考力に優れた人間だったりします.

この山田詠美の小説の主人公なんて最たるものだと思います.

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

 確か以前にSaturday Night and Sunday Morning のことを書いたと思いますが,まあ,そういうことです(どういうことだ).

アメリカにもDukes of Hazzard: Complete Seasons 1-7 [DVD] [Import]という水戸黄門みたいなシリーズがありますが(Jessica Simpsonが主演で映画化されました),あれも警察がバカで,Dukeの方が賢いわけです.いい大学に行くような王道を描くのではなく,庶民で普通の生活をしている人の中で本当は賢い人物に庶民は共感するわけです.

まあ,だから,何だ,という話になりそうですが,何か問題を解決するのに専門家の話をしっかり聴くというのは大事ですが,同時にこういうごくフツーの人の感性を反知性的だとあざ笑っていると結局,せっかくの本物の知性が浮いてしまうのではないだろうか,ということが最近気になります.