Write to Do the Right Thing

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How to keep the conversation going 新しいスピーキング系の本を出します.

休暇中につき,あまり何を書けばいいのか思いつきません.今週末あたりから書店に並び始めるそうです.

ネイティブなら小学生でも知っている会話の基本ルール

ネイティブなら小学生でも知っている会話の基本ルール

 

今日はこの本の「まえがき」の部分だけ紹介します.

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この本は,アメリカ人であれば子供のときに周りの人とのやりとりを通じて体得していく会話のルールをわかりやすくまとめたものです.本書の特徴は主に2つに要約できます.

 1つは,ネイティブスピーカーにとってあたり前の会話のやりとりを類型化することです.英会話の勉強というと英語らしい表現の習得に偏りがちですが,やりとりの基本ルールに大きく外れて使われていれば,せっかく覚えた表現も効果がありません.

 もう1つは,会話における文法ルールの復習です.学校英語をきちんと勉強していれば英会話でも困ることはない,という英語の先生もいますが,この指摘は半分正しく半分間違っています.英会話でも文法は重要ですが,難しい文構造を読み解くための文法事項と,話し言葉で頻出する文法事項には大きなギャップがあります.たとえば,疑問文の作り方は中学校の教科書の中で扱われていますが,高校でリーディング中心の授業に移行すると,復習することのないまま忘れてしまう学習者がほとんどです.しかし,疑問文の習得なしに会話でのコミュニケーションを進めるのは不可能に近いと言っても過言ではありません.本書は,この種の抜け落ちてしまいがちなルールも初級者向けにていねいに扱っています.

 この2つの問題意識は,それぞれ2015年に出た『論理を学び表現力を養う 英語スピーキングルールブック』(テイエス企画),『「意味順」で学ぶ英会話』(JMAM)と重なりますので,さらに学びたい方はぜひご参照ください.

 本書を仕上げる上では多くの人にご協力いただきました.英文チェックをしていただいたMichael McDowell, R. A. Paulson両氏,すてきなイラストを描いてくださったAyami Amy Ichinoさん,ネイティブの立場からコメントをくれた友人のGayla Wells Ishikawa, Wayne Hutchinsに感謝します.