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Write to Do the Right Thing

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知られざる名著・番外編 文法書の謎

個人的にはTOEICであれ,英語の運用能力であれ,英文法はそれほどむずかしいことを覚える必要はないと思っています.基本的なことだけで十分. それなのに,つくづく謎なのが英語の文法書の分厚さ.高校では桐原書店のFORESTを指定教材にすることが多いと聞くのですが,指定教材ということは先生が説明したりもするわけで,それにも関らずこんな分厚い本を使うのかが不思議です. というのも,第2外国語でフランス語やドイツ語,イタリア語,スペイン語などを学習する場合,教科書はすごく薄いんですね.それでも大概,章末には穴埋めや章で学んだ文構造を練習するための日本語からその言語になおす練習問題まである.自習用の教材でさえ,高校生が使う文法の本に較べればずっと薄いです.また,句動詞やコロケーションの問題を除けば,英語の文法はこれらの言語に較べてルールはすくないはず. 基本ルールだけにして,本を薄くして,その代わり,例文にネイティヴの音声吹き込みCDをつける(あるいは,ダウンロードできるようにする)ほうがずっといいと思うんですが.極端な話50ページもあれば充分に英文法の基本をとりあえずカヴァーする本になるような気が…… もちろん,その文法を内在化するためには,たくさん読んだり,聞いたり,話したり,書いたりしなければならないけれど,そのことが初級者・中級者向きの文法の本を厚くする理由にはならないはずですが.まあ,アメリカの学生向けの文法ワークブックのようにいやになるぐらいの練習問題をいれるならば解ります.だけど,高校生用の文法書の練習問題ってやる人いないんじゃないでしょうか…… 日栄社が受験生向けに薄い本を出していて,これがTOEIC対策をするには基本的な文法力がないという学習者に少し受けているようです.失礼な書き方になってしまいますが,情報がコンパクトにまとまっているとはいえ,例文や練習問題にでてくる英語の質(文法的に間違っている訳ではなく,英会話であれ,TOEICであれ,実用的な英語の観点から見るとややピントがずれている)は正直高いとは云えないかな,と思っています.英語教材の専門会社(と世間では思っているはず)であるアルク桐原書店がこのくらいの薄さの本を出してくれないんですかね. 高校英語入門―高校初級用 (集中2週間完成 (4)) [単行本] / 富士根 敏子 (著); 日栄社 (刊) 高校英語入門―高校初級用 (集中2週間完成 (4)) [単行本] / 富士根 敏子 (著); 日栄社 (刊) 高校英語入門―高校初級用 (集中2週間完成 (4)) [単行本] / 富士根 敏子 (著); 日栄社 (刊)高校英語の基礎―高校初級用 (発展30日完成 (3)) [単行本] / 富士根 敏子 (著); 日栄社 (刊) 高校英語の基礎―高校初級用 (発展30日完成 (3)) [単行本] / 富士根 敏子 (著); 日栄社 (刊)