Write to Do the Right Thing

I create things and write about them here as well as other stuff. Views are always mine.

See the big picture!

自然体‾自分のサッカーを貫けば、道は開ける (小学館101新書 22) [新書] / 遠藤 保... 自然体‾自分のサッカーを貫けば、道は開ける (小学館101新書 22) [新書] / 遠藤 保仁 (著); 小学館 (刊) 若干スランプで結構悩んでいます.ぼく個人が一番大事だと思うことは,俯瞰(ふかん)して物事を見ることができるようになるということです.英語ではいろいろなイディオムがあったりするかもしれないけれども,最も簡単には,see the big pictureといいます.木を見て森を見ず(TOEICのリスニングの攻略法のことではありません),という日本語の慣用表現もあります. ぼくはこのことはかなり前から意識して,自分では心がけていました.細部に注意を払うのもいいけれど,最終的に物事は現在どういう状態にあり,どこへ向かっていくのか,そういった大きな視野に立って物事を見ないと,大きな誤りをするのではないか,といつも考えてしまいます.実のところ,ぼくは結構正直他人を信用していないところがあって,細部あるいは表面的な情報ばかり注目させるのは,自分より立場の上の人(つまり俯瞰してものごとを見ている人)がぼくに本当に大事なことに気づかせないように掌(てのひら)の上で操ろうとしているからだと陰謀論(conspiracy theory)めいたことを考えてしまうからかもしれません.村上春樹さんの『1Q84』は読んでないけど,Georgo Orwellの『1984』はいい本だと思いますよ.と話がそれました. サッカーの日本代表の遠藤選手が大きな存在を放っているのも,俯瞰してものごとを見ることができるからだし,大概,本当の意味での成功者はこの視点をもっているとぼくは信じてるので,こういう言葉遣いはしなかったものもたびたび口にしてきました.しかし,気づいたことは,おそらく,このような考え方自体を真面目とされている日本人であればあるほど嫌うということです.英語学習をとってみれば,確か『英語の話し方』というベストセラーを書かれた國弘正雄という人が提案したとされる「只管(しかん)音読」というのがそれにあたります.ぼくは音読を大きく否定はしませんが,個人的には英語学習者とくに初級者に「音読」という用語を使って学習法を提示することはありません.かなり誤解を生む用語だからです.これについては以前記事に書いたので触れませんが,それより気になるのは「只管(しかん)」という「ひたすら」を意味する漢文系の用語を使っていることです.おそらく,國弘正雄さんはそこまで意識していなかったでしょうし,このベストセラーに影響されて英語を学習し,それなりに英語がうまくなった人がそんなことをいつも云うと思っているわけではないのですが,「只管」という言葉には,「目標(goal, target)」の否定を連想させます.「英語が役に立つか,ある学習方法が役にたつかなんて考えていないで,とにかく必死にやれよ.死ぬ気でやれ」のような. この,目標を意識せず,ただ努力することを美と扱う態度がぼくはわからないんですね.目標が見つかってから,それを達成するための道筋を考え,それを実行に移していくべきだとぼくは思っているので.
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